【子連れ・家族旅行】大人も楽しめるハウステンボスの魅力
昨年、2021年は家族で長崎旅行に。実は個人的には初めての九州上陸。
毎度家族旅行というといつも大人が回りたいところ優先で、まだ幼い息子が退屈でわめいたり終始寝ていたり。。。申し訳ないと思いつつ、お金をかけている以上どうしても自分たちのためのレジャーを選択しがち。今回の長崎旅行はそんな”大人の都合”からの脱却、息子のための時間を与えようというコンセプトを妻と共に掲げた。
「長崎のどこに行く?」
そもそも九州初上陸という人間なので、観光先がピンとこず。調べれば色々と出てくるわけだが、一番子供が楽しめそうなところがずばり”ハウステンボス”だ。”ハウステンボス”はヨーロッパの街並みのような景観の、日本一広いテーマパークで知られている。ただ知っているのはそれくらいで、実際にどんな見どころがあるのかは当時不明だった。
「よくわからないけどイルミネーション綺麗そうだし3歳児が楽しめそうなアトラクションもあるし、ハウステンボスで子どものために一日費やしますかぁ~」
もともと夫婦共、せっかく旅行に行くなら文化的・自然的なものを見て触れたい!という性格だったので、旅行先でテーマパークが選ばれることは今ままで決してなかった。なので当初はどんなもんかと高をくくり、あくまで”子どものための選択”として臨んだわけであったが、いざハウステンボスを回り始めたら、ワクワクが止まらないのである。旅先だから特別な高揚感があるのか?いや、そうではなく純粋に”ハウステンボス”が楽しい!
- お花や石畳の街並みがとても綺麗で外国気分
- 長崎名物の美味しい食べ物いっぱい(佐世保バーガー、ちゃんぽん、レモンステーキ、etc.)
- ぬいぐるみ・ガラス製品・オランダ民芸品・お菓子などグッズがとても魅力的
- アトラクションも迫力あり(3歳の息子もばっちり楽しめる)
歩いているだけで”あれ行きたい!これ欲しい!”が止まらない。そして、個人的にも最高だったのが
「お酒が飲める!」
ビールやハイボールを片手に園内をうろうろ。子供がアトラクションに惹かれれば一緒に楽しみ、お腹がすけばボリューム満点の佐世保バーガーを堪能。ちょっと休憩したくばおしゃれなカフェでケーキと紅茶をいただき、窓から運河を通る船を眺める。。。
昼過ぎになって一通り回った後は夜のイルミネーションを楽しみに待っていたが、冬なのでさすがに体が冷えてきた。実はその日の宿泊先は敷地内と直結している”ホテル日航ハウステンボス”で、園内とホテルを何度も行き来が可能という素晴らしい特典があった。そこで一旦ホテルにチェックインし、大浴場で体をあっために。
「風呂入ったらそのままくつろいで行動できずに終わってしまうかも」
と不安な面もあったが、体があったまると行動力も見事回復!しかも日中は大浴場が混んでいない”穴場的時間帯”らしく、他に誰もいなかったので貸切状態で思いのままに堪能できた。一旦ホテルに行って風呂に入るのは悪手のようで実は最高の一手だったようだ。夕方になり、明かりがともり始め、色とりどりのイルミネーションが街を包んだ。疲れていた足取りも風呂で完璧に回復、体が軽いままにイルミネーションの街並みの中を心地よく歩いて回れた。
”子どものための選択”という割り切りから始まったハウステンボス観光。思いのほか大人も楽しめてしまって、妻と共に、
「絶対また行こうね、毎年行こう」
という固いコミットメントをしている。3歳の息子も時折思い出したように
「はうすてんぼ、行きたい」
と言いだす始末。家族全員が見事虜になってしまったのである。もし今後長崎に訪れることがあれば、私からは自信をもっておすすめしたい。
ハウステンボスURL: