【子育て】子どもが自己表現できるようになるために
悩み多き子育てについて。
子どもが自己を表現できるようになるにはどうしたらいいだろうと、夫婦共に悪戦苦闘している。
自分はどうしたいのか、うれしいのか悲しいのか、そういった自己表現がまだまだ拙く、コイツ大丈夫かなと心配になる日もある。
でも子どもには子どものペースがあるだろうから、温かく見守るという気持ちを忘れずに根気よく養っていくしかないなぁと。
自己を表現するというアウトプットができるようになるには、まずはインプットが大事かなと思い、
「○○できたね、うれしいね」
「○○しちゃったね、かなしいね」
「どうしたいのかな、Aしたい?それともBしたい?」
と、感情表現をインプットしたりあるいは選択肢をインプットしたりして、まずは理解をしてもらおうとしている。
なんだか答えをあげているようで最初は好きじゃないやり方だと思っていたが、よく考えればまだ生まれて3年経ったばかり。まずは答えをあげてセオリーを理解することも大事だろうなと考えを改めて今に至る。私も、自分の考えを持つことが大事とか、自分なりのやり方でやってみろと、これまで幾度と色んな大人に言われて育ってきた。しかし、自信の伴った自分流を持てる時ってどんな時だろうかと思い返した時、それはステレオタイプなやり方・考え方や他人流を理解してはじめて工夫という形で生み出されてきたなぁと。スポーツも、基礎があって初めて実用的な応用プレーができるようになる。仕事だって、その会社のビジネスや業界・社内ルールを深く理解することで改善点・変革点を見出し「こうした方がいい」とか「こんなやり方できるのでは?」と実用的なアイデアを生み出せるようになっていくもの。まぁ優れた人は初めからできるのかもしれないが、少なくとも自分はそうだったなぁと思い返した。
なのでまずはインプット。ハードルは低くして飛び越えられる高さを微調整していけばいいだろう。そういう思いで、まずは感情にタグ付けしてやることをアシストしている。絵本がとてもよい。登場人物が喜怒哀楽を表情で示してくれるのでタグ付けがしやすい。
おかげでちょっとずつ理解が深まってきたような成長も見られる。自分で「うれしい」や「かなしい」をシチュエーションに当てはめられるようになってきた。A or Bの質問も自分の好みの方をチョイスできるようになった。まだまだ先は長いが、大きく立派に育ってほしい。いつか、自己表現を自由自在にできるようになる日を願ってハードルの調整作業は続く。