ヤブイヌ日誌

ジャンルは特に絞らず、日常の経験や思いを気ままに書いていけたらと思っています。

【趣味】塗り絵を始めた

今日から塗り絵を始めてみた。

 

きっかけは、以前子ども用の塗り絵本に色を塗ってくれと子どもに頼まれてやってみたところ、我も忘れて夢中に色を塗ってしまったのだ。

塗り絵をしている最中は座禅とかヨガの時のようにとても集中できたし、苦労してできた作品は見返しても楽しいものだった。これから沢山塗れば、自分の作品を並べてみたときに技術の上達も目に見え、モチベーションもあがるかもしれない。

塗り絵はなかなかいい趣味かも思いインターネットで色々と探すと、結構大人で塗り絵を楽しんでいる人たちがいるようだった。

とはいったものの、アートなんて習ったことはないのでテクニックはわからない。塗り絵も当然幼稚園や学校でやるレベル以上のことはやったことないので、とにかく右も左もわからない。

ということで、アマゾンで入門本を一冊購入。色鉛筆は妻が持っていたので拝借。

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さっそく今日からやってみたが、塗り方のノウハウはわかりやすい超基本から始まるので大変心強い。

後ろの方の実践ページをパラパラ見ると、光沢感のあるガラスや宝石などもあって、とても難しそう。。。でも、もしこんなきれいに塗れたら相当楽しいだろうな~とわくわくする題材がたくさん待っているので、基本を蔑ろにせず一番前からじっくり進んでいこうと思っている。

これからが楽しみである。

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【余暇の思考】悪循環から抜け出すにはどうすればいいのか

「なんだかいろんなことがうまくいかないなあ」

 

と、友人がボソッとそんなことを切り出してきたことがあった。

どうやら話を聞くと、新しい職場の仕事がうまくいかずに自信が持てず、そのため報告や相談も上司に対してうまくできず、気分が浮かなくなってさらに仕事に集中できず…という悪循環を感じているよう。

うまくいかないと感じるときは当然原因を真剣に考えてみることが大事だが、大体原因は一つに絞れなかったり、あるいは結局根本原因はニワトリが先かタマゴが先か、とドツボにはまってしまうことが多い。まさに、だからこそ悪循環というのだろう。

ただ、どういう要素が巡って悪循環になっているのかを明らかにすることができれば、あとはその悪循環の構成要素のうち自分にとって一番ハードルの低い要素に対して打開策を打てばいいはず。循環しているなら、どこの要素から手をつけてもいいはずだからとりあえず腰を上げて変化を加えよう、というのが私が悩みに陥ったときに大切にしているマインド。

 

「そんな単純じゃないわ」

 

悪循環に陥っている人からしたら、そんな風に言いたくなる気持ちもあるだろうと思う。ただもし単純じゃないと考えるならば、それは悪循環を構成している要素がまだ分解しきれていないだけか、もしくはそもそも悪循環から抜け出す意思・情熱がないか。悩み事が単純じゃないと感じた時、私はいつもこの2通りに落ち着く。前者であれば、時間をかけて紙に書くなりして整理をすれば徐々に絡み合った紐がほどけるように展望が見えてくることがある。脳内だけで状況を整理することは私のような凡人には難しいのだが、Visualizeすることで凡人でも考えるのがとても簡単になる。ところで、後者であればそもそも解決しなくてもいいのかもしれない。意思・情熱が働かないのは、そこまで真剣に悩んでいない事象だからなのでは?と。

 

「いやいや、解決しないとずっと暗い気持ちなんだけど…」

 

こんな場合は、だったらシンプルに行動する意思・情熱を振り絞るしかないかと(根性論かもしれないが。。。)

個人的に高校物理の授業で印象に残っていることの中に、”宇宙速度”というものがある。

とある中心物体の周りを、その物体に着地することなくずっと回り続けているときの速度が第一宇宙速度。対して、その中心物体の引力圏から脱出して無限遠に飛んでいけるための速度を第二宇宙速度と言っていた…はず(物理専攻ではないので厳密さはさて置き)

一宇宙速度でいるときは、まさに中心物体からの引力で引き寄せられながらも、中心に着地することなくずっとグルグルと回り続けている状態。本当は等速直線的にまっすぐ進んでいたいけれども中心に向かう引力で引き寄せられている状態なので、その結果着地することも、はたまた遠くへ飛んでいくこともなく永遠に中心物体に向かって落下しているようなイメージ。悪循環も、中心にある「暗い気持ち」に向かって永遠に落下しながらグルグル回っているようなものではないか。

 

つまり言いたいことは、その中心にある暗い気持ちの引力から脱出するためには相応の外力が必要ということ。物体の運動は、外力を加えない限り同じ運動(あるいは静止状態)を続ける。何か外から力を加えない限り、循環運動から抜け出せないことは物理法則的にもはっきりしていること。ということでやっぱり、第一宇宙速度にいるところから第二宇宙速度に入っていくためには重い腰を上げなければ何も変わらない、と思っている。

自分が外力を与えずに、時の運で別の誰かが起こした行動によって生じる外力で抜け出せるときもあるかも。ただ、そんな他力本願を待つかどうか。待つならそれでよしで、その結果ずっと悪循環から抜け出せなくても、自分からは外力を加えることを放棄しているので自己責任。

待っていても時の運がいつ誰からもたらされるのかは誰も保証できない、それはいわばOut of Controlな世界。自分から行動するようにすれば、少なくとも自分の意思が働くのでUnder Controlである。”人を変えるより自分が変わった方が簡単”とよく聞くフレーズは、ごもっともだ。自分から第二宇宙速度を発揮した方がよいということ。

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そして、その第二宇宙速度をどこで発揮させるかは、前半の方で述べた「一番ハードルの低い要素」でやればいい。自分にとって一番てこの入れやすい悪循環要素を見出し、その要素に対して勇気と知恵をもって変化をつける。失敗したらばそれはそれで前進。この方法はだめだったから、次はこれ!と駒を進められる合図。

 

 

とまあ、上のような話は実はあまり友人・知人にはしない。「なんかめんどくさいこと言ってきた…」なんて思われても仕方ないような持論なので。。。私が友人でも上みたいなこといきなり言ってきたらちょっと「ウッ…」となる。今日は、自分が思い悩んだ時にいつも大切にしているマインドセットのお話をここで紹介しただけ。

【子育て】子どもが自己表現できるようになるために

悩み多き子育てについて。

子どもが自己を表現できるようになるにはどうしたらいいだろうと、夫婦共に悪戦苦闘している。

自分はどうしたいのか、うれしいのか悲しいのか、そういった自己表現がまだまだ拙く、コイツ大丈夫かなと心配になる日もある。

でも子どもには子どものペースがあるだろうから、温かく見守るという気持ちを忘れずに根気よく養っていくしかないなぁと。

自己を表現するというアウトプットができるようになるには、まずはインプットが大事かなと思い、

「○○できたね、うれしいね」

「○○しちゃったね、かなしいね」

「どうしたいのかな、Aしたい?それともBしたい?」

と、感情表現をインプットしたりあるいは選択肢をインプットしたりして、まずは理解をしてもらおうとしている。

なんだか答えをあげているようで最初は好きじゃないやり方だと思っていたが、よく考えればまだ生まれて3年経ったばかり。まずは答えをあげてセオリーを理解することも大事だろうなと考えを改めて今に至る。私も、自分の考えを持つことが大事とか、自分なりのやり方でやってみろと、これまで幾度と色んな大人に言われて育ってきた。しかし、自信の伴った自分流を持てる時ってどんな時だろうかと思い返した時、それはステレオタイプなやり方・考え方や他人流を理解してはじめて工夫という形で生み出されてきたなぁと。スポーツも、基礎があって初めて実用的な応用プレーができるようになる。仕事だって、その会社のビジネスや業界・社内ルールを深く理解することで改善点・変革点を見出し「こうした方がいい」とか「こんなやり方できるのでは?」と実用的なアイデアを生み出せるようになっていくもの。まぁ優れた人は初めからできるのかもしれないが、少なくとも自分はそうだったなぁと思い返した。

なのでまずはインプット。ハードルは低くして飛び越えられる高さを微調整していけばいいだろう。そういう思いで、まずは感情にタグ付けしてやることをアシストしている。絵本がとてもよい。登場人物が喜怒哀楽を表情で示してくれるのでタグ付けがしやすい。

 

おかげでちょっとずつ理解が深まってきたような成長も見られる。自分で「うれしい」や「かなしい」をシチュエーションに当てはめられるようになってきた。A or Bの質問も自分の好みの方をチョイスできるようになった。まだまだ先は長いが、大きく立派に育ってほしい。いつか、自己表現を自由自在にできるようになる日を願ってハードルの調整作業は続く。

 

 

【園芸】チューリップ始めてみた

ホームセンターでチューリップの球根を見つけたので鉢に移して育て始めた。

インターネットで調べると本来秋から年末までの間に植えてしかけておくのがセオリーのようなので、ちょっと遅めのスタート。ちゃんと育つか心配だ。。。

始めた理由はについて特に深い意味はなく、子どもがチューリップを好きなのと、昨年に旅行でいったハウステンボスの楽しい思い出を起こしてくれそうだと思ったから。

かといって、園芸はからっきし…。色々と調べながらなんとか鉢への移し替えが終わり、今はおとなしく眠っている。ちゃんと育って綺麗な花を咲かせてほしいものだ!

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チューリップといえば、子どもの頃を思い返すと私にとってお花=チューリップ くらいの定番だった気がする。しかし不思議なことに、実際はあまり実物を見かけないような。。。?絵や童歌に登場するから勝手に親しみがわいていたが、よく見たら茎がすごい太いし葉っぱがマットな質感だし花弁も大きいし、と、結構珍しい特徴が多く、見かけたら目立つし注目してしまう。動物で言ったらコアラのようなものか。身近なようで、実は思い返せば「そういえば生で見たことあったっけ?」となってしまう隠れ珍しい存在。

 

チューリップはオランダが生産量世界一を誇る花ということで、これはイメージ通り。ただ、なんとなく特徴的にヨーロッパの花ではないような気(ただの直感)がしていたので調べてたところ、原産国はトルコのよう。オスマン帝国時代にどうやらオランダに渡り、大流行してそのまま栽培が盛んになったとのこと。トルコと言われてなんとなく納得。オランダの方にイメージを取られつつ、今でもトルコではしっかりと人気があるようで、春はチューリップが見ごろらしい。春のイスタンブールにいつか行ってみたいものだ(仕事ではなく、プライベートで。。。)

【健康生活】朝カレーで一日を元気に過ごす

最近はまっているのは、”朝カレー”。カレーを食べるととても元気になる。

もともとカレーは大好きで、国内外問わず出先でカレーを見かけるたびに吸い寄せられるように食べてしまう。特にホテルのバイキングで出てくるカレーは大好きだ。

朝カレーを始めた時期は子どもが生まれてからだ。子育てをしながら仕事をするのが想像以上にきつく、もともと多忙と言われる業界だったため子どもの誕生により拍車がかかり、日に日に疲れていった。朝に食欲がでず、朝食を食べないで出かけると午前中にエネルギー切れ。頭が働かず、パフォーマンスがあがらず、仕事の処理における燃費が悪くなった。そんな経験から朝食べなきゃいけないことはわかったが、眠いとそもそも食欲がわかない、というニワトリタマゴ状態。

仕事もそうだが、結果が得られなかった場合に同じことをやっても結局何も進展はないと思っている。私は 朝食べられない=>元気がでない=>パフォーマンス悪い=>余計疲れる のループから脱出するために景色を変えねばなと思っていた。そこで、眠気を飛ばしつつ食欲を刺激するようなワガママな食べ物を朝ごはんにしよう、と思い、朝カレーを始めたのだ。それが私にとって大当たり。仕事の集中力を取り戻して見事負のスパイラルから脱却し、また毎朝しっかり食べられるようになった。とにかく私はカレーが大好きだ。

 

「カレーなんて何食べても同じじゃない?」

 

カレーに特に興味のない人からはこんな言葉をもらうことはしばしば、でもカレーは本当に奥が深い食べ物だと個人的に思っている。具材やスパイスのちょっとした塩梅で色んな風味に化けてしまうし、だからこそ自分で作る場合は毎回、二度と同じ味に出会えないような気さえしてくる。そして、好きな人間からしたらその奥深さと一期一会感がたまらない。

 

今では日本で色々な種類のスパイスに出会うことができる。専門店だってあるくらいだ。お店の中はスパイシーな香りが店中に広がっていて、中東・中央アジアにある市場を思い出す。いつか自分でスパイスを買ってアジアンカレーを作ってみたいものだ。

 

さて、私が朝食べるのはそんなアジアンカレーではなく、スーパーマーケットで売っているルウを使って作る欧風カレー。日曜日の夜に、妻の分と合わせて1週間分を作ってタッパに詰めて冷凍している。そのため、なるべく次の日の仕事に差し支えないように手軽に作れるタイプのカレーにしている。それに、私はアジアンテイストでなくとも欧風カレーだって大好きだ。カレールウは、いつも”こくまろ”とか”とろけるカレー”とか、どこでも見かけるポピュラーなもので十分幸せになれる。

 

と、言いつつも時々冒険してみたくなるときがある。ということで今週はグリコが出している”ZEPPIN”というカレーを買ってみた。いつも買っているものよりも少々値が張ったが100円程度の違いなのでよしと。。。たまの贅沢。

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これがなんともスパイシーで美味しい。市販のルウの中では結構辛い方かもしれないが、起きたばかりで眠気が抜けきれない心と体にショックを与えてくれた。朝は辛めなくらいがちょうどいいと思っている。BLUE MONDAYに衝撃が走り、一気に目が覚めて元気が湧いてくる。たまには違うテイストもいいもんだと改めて感じた。

 

さて、今日も朝カレーのおかげで集中して仕事に臨むことができた。私の朝の元気の源はズバリ、カレーである。彼は私にとって恩人だ。

【余暇の哲学】運命は変えられるか

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暇な時間に突然哲学してみる。

 

「運命は変えられるか」

 

よく漫画やドラマなどのフィクションでも取り扱われる題材。大体は”運命”に囚われている誰かが勇猛果敢な主人公の行動・言動によって囚われの状態から解き放たれることが多い。こういう場合は”変えられた”と表現される。

 

今回この運命論について私なりに暇な時間を使って哲学してみたわけだが、結論から先にいうと”運命は変えられない”のでは、と私は考える。

 

運命ってなんぞ?

運命ってそもそもなんだ?と思い、インターネットで調べたところ

  • 人間の意志を超越して人に幸・不幸を与える力、あるいはめぐりあわせ
  • 単に、将来を指す場合も

イメージ通りである。特に特殊な意味合いはなさそう。

 

運命が変えられる?

ここでちょっとしたケーススタディ。「ある人がいて、その人が今置かれている不遇の状況があったとする。その状況をまず運命ととらえる。次に、その人が何かしらの努力をして、その結果不遇の状況から脱することができたとする。」

この状況変化は紛れもなく努力から生まれたものだといえば、それは人の意志によって起こされた変化なので、つまり運命は人の手で変えられた、と言える。。。?

 

本当に100%努力の力なのか?

しかしちょっと立ち止まって考える。意地悪で屁理屈かもしれないが、本当に状況変化を起こしたのは努力だけの結果なのかというと、そうではないのではないか。例えば、受験。とある大学に受かるためにできる限りの努力をして、模擬試験でも毎回S判定、合格の期待度は90%以上、ほぼ努力が実ること必至のように見えるが、結局受けてみないとわからないもの。

もしかしたら、当日とんでもない体調不良に見舞われるかもしれないし、あるいは家が火事になって受験どころではなくなってしまうかもしれない。思わぬトラブルに巻き込まれることによって万全の状態で臨むことができなかったり、そもそも受験自体を断念しなければならないことも。つまりその人がどれだけ努力をしても、それを超越した”何か”によって努力が無に帰すことだって十分ある。あるいは、努力する意志と行動力があっても、成果を発揮する前に努力を続けられない状況に陥ってしまうことも考えられる。

何が言いたいかというと、何の外乱も受けることなく努力が続けられた、あるいは努力によって得られた力が無事発揮されたということ自体、すでに人の意志を超越したフォーチュン的寄与があるのではないか。

 

すべてが結局運命なのでは

努力という人の意志が生み出す力さえも、その成果の発揮にはフォーチュン要素があるとするならば、人の営みすべては結局、人の意志を超越しためぐりあわせの中にあるのかもしれない。つまり冒頭の文章に詳細付け加えると、

「ある人がいて、その人が今置かれている不遇の状況があったとする。その状況をまず運命ととらえる。次に、その人が何かしらの努力をして、運よく何にも阻害されず努力を続けられ、また運よく努力した成果がそのまま結びつき、その結果不遇の状況から脱することができたとする。」

もちろん努力も大切な要素のひとつだが、その他にも人の意志を超越しためぐりあわせも相まってこそ得られた状況変化であるならば、変化後の状況も結局めぐりあわせであり、運命である。つまり、

「運命だと思っていた不遇の状況を変えられる運命だった」

というだけなのかもしれないと。

だから私は、運命は変えられないのでは。と思ったわけである。

 

 

とてもくだらない土曜日夜のサラリーマンのあまのじゃく哲学である。きっと疲れているのだろう、早く寝た方がよさそうだ。

 

 

【子連れ・家族旅行】大人も楽しめるハウステンボスの魅力

昨年、2021年は家族で長崎旅行に。実は個人的には初めての九州上陸。

毎度家族旅行というといつも大人が回りたいところ優先で、まだ幼い息子が退屈でわめいたり終始寝ていたり。。。申し訳ないと思いつつ、お金をかけている以上どうしても自分たちのためのレジャーを選択しがち。今回の長崎旅行はそんな”大人の都合”からの脱却、息子のための時間を与えようというコンセプトを妻と共に掲げた。

 

「長崎のどこに行く?」

 

そもそも九州初上陸という人間なので、観光先がピンとこず。調べれば色々と出てくるわけだが、一番子供が楽しめそうなところがずばり”ハウステンボス”だ。”ハウステンボス”はヨーロッパの街並みのような景観の、日本一広いテーマパークで知られている。ただ知っているのはそれくらいで、実際にどんな見どころがあるのかは当時不明だった。

 

「よくわからないけどイルミネーション綺麗そうだし3歳児が楽しめそうなアトラクションもあるし、ハウステンボスで子どものために一日費やしますかぁ~」

 

もともと夫婦共、せっかく旅行に行くなら文化的・自然的なものを見て触れたい!という性格だったので、旅行先でテーマパークが選ばれることは今ままで決してなかった。なので当初はどんなもんかと高をくくり、あくまで”子どものための選択”として臨んだわけであったが、いざハウステンボスを回り始めたら、ワクワクが止まらないのである。旅先だから特別な高揚感があるのか?いや、そうではなく純粋に”ハウステンボス”が楽しい!

  • お花や石畳の街並みがとても綺麗で外国気分
  • 長崎名物の美味しい食べ物いっぱい(佐世保バーガー、ちゃんぽん、レモンステーキ、etc.)
  • ぬいぐるみ・ガラス製品・オランダ民芸品・お菓子などグッズがとても魅力的
  • アトラクションも迫力あり(3歳の息子もばっちり楽しめる)

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花畑の中にそびえる風車が来園者をお出迎え

歩いているだけで”あれ行きたい!これ欲しい!”が止まらない。そして、個人的にも最高だったのが

 

「お酒が飲める!」

 

ビールやハイボールを片手に園内をうろうろ。子供がアトラクションに惹かれれば一緒に楽しみ、お腹がすけばボリューム満点の佐世保バーガーを堪能。ちょっと休憩したくばおしゃれなカフェでケーキと紅茶をいただき、窓から運河を通る船を眺める。。。

昼過ぎになって一通り回った後は夜のイルミネーションを楽しみに待っていたが、冬なのでさすがに体が冷えてきた。実はその日の宿泊先は敷地内と直結している”ホテル日航ハウステンボス”で、園内とホテルを何度も行き来が可能という素晴らしい特典があった。そこで一旦ホテルにチェックインし、大浴場で体をあっために。

 

「風呂入ったらそのままくつろいで行動できずに終わってしまうかも」

 

と不安な面もあったが、体があったまると行動力も見事回復!しかも日中は大浴場が混んでいない”穴場的時間帯”らしく、他に誰もいなかったので貸切状態で思いのままに堪能できた。一旦ホテルに行って風呂に入るのは悪手のようで実は最高の一手だったようだ。夕方になり、明かりがともり始め、色とりどりのイルミネーションが街を包んだ。疲れていた足取りも風呂で完璧に回復、体が軽いままにイルミネーションの街並みの中を心地よく歩いて回れた。

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夜は美しいイルミネーションがヨーロッパの街並を一層引き立てる

”子どものための選択”という割り切りから始まったハウステンボス観光。思いのほか大人も楽しめてしまって、妻と共に、

 

「絶対また行こうね、毎年行こう」

 

という固いコミットメントをしている。3歳の息子も時折思い出したように

 

「はうすてんぼ、行きたい」

 

と言いだす始末。家族全員が見事虜になってしまったのである。もし今後長崎に訪れることがあれば、私からは自信をもっておすすめしたい。

 

ハウステンボスURL:

www.huistenbosch.co.jp

ホテル日航ハウステンボスURL:

nikko-htb.co.jp